N5東京(とうきょう)

1.江戸城(えどじょう)と皇居(こうきょ)

東京の古い名前は「江戸(えど)」です。江戸の歴史(れきし)は今から400年前に始まり(はじまり)ました。それから、だんだん、大きな町になりました。

 

江戸のまんなかに大きな城(しろ)がありました。江戸城(えどじょう)です。中には将軍(しょうぐん)がいました。将軍はさむらいのリーダーです。260年の間に、15人の将軍が江戸城で政治(せいじ)をしました。江戸城のまわりには堀(ほり)がありました。堀には水が入っていて、たくさんの大きな石(いし)があります。石垣(いしがき)と言います。堀と石垣があるから、敵(てき)は城に入ることができません。

下の写真(しゃしん)は姫路城(ひめじじょう)です。この城は江戸城とおなじころに作られました。今でもあります。江戸城は火事(かじ)でなくなってしまいました。

150年前、将軍は戦争(せんそう)しました。そして、負けました。それから、さむらいは長いかみをきり、たいせつな刀(かたな)をすてました。さむらいは政治をしなくなりました。明治時代(めいじじだい)になって、京都から天皇(てんのう)が来ました。天皇は江戸城に住み、江戸城は皇居(こうきょ)になりました。皇居は天皇が住むところという意味(いみ)です。

 

今も皇居のまわりに堀があります。石垣もあります。また、皇居に入るための大きな門もあります。東京のまんなかに、堀や石垣などの古いものがあります。木もたくさんあります。そして、そのちかくには高いビルがたくさんあります。これが今の東京です。

千鳥ヶ淵(ちどりがふち)という堀のよこにはさくらの木があります。春にはさくらの花がさきます。多くの人たちが見に来ます。夜のさくらもきれいです。 

  文 ・ 写真:岡野秀夫 

 リライト:新谷知佳 

 (2021.2.24)